MT4の使い方&ドテン手法を解説!
文字入力だけなら、標準であるので、特にインジケーターを利用する必要もなく、文字やラインを入力することができます。
パラボリックSARを利用した手法
パラボリックはドテンのシステムと言われています。
買いポジションを手仕舞った直後、売りポジションを持つドテンの手法によく利用されます。
パラボリックの計算式
SAR=前日のSAR+AF×(EP-前日のSAP)
※EP…前日までの最大値(買い持ちしている期間の最高値又は売り持ちしている期間の最安値)
※AF…加速因数0.02から始まり0.02ずつ増加し、最大値は0.2となる。加速因数はEPの最高値・最安値が更新されたときに増減される。
パラーメーターはAF値となり、大きくすれれば感度が良くなり、小さいと鈍くなります。
AF値が大きいとレートの動きに近くなるけれど、ダマシが増えます。
一方で、AF値を小さければダマシは減るもののトレンド転換を知らせるタイミングが遅くなります。
ボリンジャーバンドを使うと…
ドテンのもう1つの手法にBBもあります。
パラボリックよりもこちらの方が見慣れているという方はこちらを利用すると良いでしょう。
ボリンジャーバンドってなあに?
標準偏差ってのは、データのバラつきの感じを表したもの。
BBでの標準偏差とは値動きにどれくらいのバラつきがあるか、つまり、価格の変わり方がどんだけ大きいか、小さいか、を示しています。
BBの計算式は
となり、
±1σ=n日の移動平均±n日の標準偏差
±2σ=n日の移動平均±n日の標準偏差×2
±3σ=n日の移動平均±n日の標準偏差×3
です。
また、BB内に価格が留まるかは
±1σの範囲内に収まる確率…約68.3%
±2σの範囲内に収まる確率…約95.4%
±3σの範囲内に収まる確率…約99.7%
とされています。
BBを使ったドテン手法
BBをドテンで利用する際はトレンド相場ではなく、保ち合い相場のときに行います。
ボリンジャーバントで保ち合い相場になことを確認したら、±2σのラインにタッチしてから移動平均線に向かって折り返し始めたら保有ポジションを決済、新規エントリーです。
σラインにタッチしただけではダマシに遭う可能性がありますので、折り返すのを確認してからトレードをするようにしましょう。
また、保ち合い相場からトレンド相場に転換したらこの手法でのトレードは控えましょう。